初めまして！院長の河村です。
Y.Kawamura
コラムの第1回目ということで、簡単に自己紹介と所信表明をしたいと思います。
子供の頃は日がな一日昆虫採集やドブ川でザリガニを捕まえる、生駒山に登りに行くなど自然に触れあうことが多い生活をしていました。
しかし、どうしても犬を飼ってもらうことができませんでした。理由はよくある『どうせ飼っても世話しないでしょ！』という理由です。
中学生になり、念願叶い柴犬を飼ってもらいました。この子は生涯ほとんど大きな病気には罹らなかったのですが、３歳の時にだけ命に関わる病気に罹ってしまいました。子宮蓄膿症です。今考えるとえらい若い時期に罹ったなと不運を感じるのですが、私の職業選択のターニングポイントになったのは言うまでもありません。
2010年に北海道にある酪農学園大学を卒業、札幌の動物病院で8年間勤務医を務めました。地域のかかりつけの病院として基本的な疾患の知識や動物や飼い主との向き合い方を学びました。
そして出身地である大阪に戻り、ルカ動物医療センターで３年間二次診療に従事することでCT撮影や内視鏡手術などの専門的な知識を得ることができました。
その後、自分の得意分野である眼科の知識技術の向上のために、芦屋市のネクスト動物医療センターで勤務し、神戸・芦屋圏から紹介を受ける難しい病気と向き合ってきました。
様々な病院で働くことで病院の特性、地域による動物医療への考え方の違いに触れることができ、飼い主がどうしたいのかに基づいた選択肢や私自身としてのベストな選択肢、また違った視点からのアプローチなど様々な方向から考え、治療プランを提示できる今の自分ができあがりました。
皆様の大切な家族の健康に寄与できるよう誠心誠意対応したいと考えています。
よろしくお願いいたします！
院長 河村幸浩